Smiley face
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7球団からドラフト1位指名され、会見で笑顔を見せる早稲田実の清宮幸太郎選手(右)と和泉実監督=2017年10月26日午後6時14分、東京都国分寺市、北村玲奈撮影
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 今夏の甲子園大会に出場し、今秋の東京大会でも決勝に進んだ早稲田実の和泉実監督(63)は、「高校野球っぽい『しつけ』はしません」と語る。選手の自主性を尊重し、動きをよく観察するという。

 清宮幸太郎(現日本ハム)が1年生だった2015年、早実は夏の甲子園大会で4強に進んだ。チームの団結力が高まったのは、3年生たちが自主的に考えたある行動だった。

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見てくれは悪くても

 高校野球は子どもたちのもの。子ども同士でうまくやっていることに大人が介入するのは、どうなのかなと考えています。

 清宮は無邪気で素直な子でした。1年目はその無邪気さゆえに、先輩への気遣いが足りないなと思うこともありました。でも、当時の3年生はそれを全部受け入れていた。「戦力として必要だ」と清宮を認めていたのでしょう。

 うちは俗にいう「高校野球っぽい『しつけ』」はしません。わがままに育てた部分はあったかもしれませんが、本人たちがうまくやっているんです。悪いことをしているわけでなければ、監督としてどうこう言うことはありません。

 プレーもそうです。清宮は高校入学前の3月末にグラウンドに来て、打たせてみると1発目で場外弾。そんなやつに何を教えるの、って感じでしたが……。

 うまくいっている間は、選手…

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